学校行事レポート

平成28年度文化祭 ~静と動が織りなす青春の秋~

2016.9.30 18:00

日頃の成果を各部・各クラスが発表

9月30日、10月1日の2日間にわたり、今年も中学・高校合同の文化祭が開催されました。 文化祭はこれまで積み上げてきた学習や練習の成果、また、この日のために準備してきた催しものや展示を披露する晴れやかな舞台。ベストなパフォーマンスで来場者を驚かせたい、楽しませたい、そんな熱気が校内を満たしていました。

平成28年度文化祭平成28年度文化祭

観客を沸かせた吹奏楽部

第1体育館では開会宣言、学園長挨拶につづいて作家、伊沢元彦氏の講演会の幕が開きます。「視点を変えて見る」をテーマにした講演は、予定時間をオーバーするほどの盛り上がりを見せました。そして、次は吹奏楽部の演奏へ。一曲目はグリー部と合同での合唱。吹奏楽部の合唱が披露されるのは久しぶりのことで、少し緊張気味の部員の姿が新鮮です。さらに二曲目は、大ヒット映画の主題歌でもある、RADWIMPSの「前前前世」を演奏。顧問の池内先生が曲紹介をした瞬間に、観客席がぐわっと沸きます。曲に合わせて体でリズムをとったり、エアーで楽器を弾いたり、観客もそれぞれのスタイルで曲を楽しんでいました。観客の心をたちまちに掴む演奏は、さすがコンクールなどでも優秀な成績を収めている吹奏楽部。何と、この曲の楽譜を文化祭の二日前に入手したばかりとは、驚きです。

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生徒の情熱が形になった北館の催しと展示

北館のエントランスを訪れると、ふわんっと良い香りに包まれます。この香りの正体は、削りたての鰹ぶし。他にも梨、知覧茶、豚みそなど鹿児島の物産品が集まり、文化祭のために入洛してくれた生産者の人たちと学生が一緒に商品をアピールしています。「いらっしゃいませ!」「美味しいですよ!」と、威勢の良い声が響きます。鹿児島県は2012年から中学3年生の研修先としてご縁のある土地。「これから鹿児島の人たちにお世話になるので、少しでも役に立てればうれしいです」と語る、生徒の声も力強いです。
教室内に大型の鉄道模型を設置しているのは中学鉄道研究部。精巧な模型にも圧倒されますが、黒板にはおびただしい量の時刻表が張り出されています。「関西のJRと私鉄の全駅と、今年は初めて東京メトロの時刻表も集めました。部員が一駅ずつ実際に足を運んで集めたんですよ」。その総数713枚!部員のフットワークの軽さと行動力に脱帽です。

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エンターテインメントに富む展示が揃った本館

本館1階の前庭には、中学茶道部の釜が掛かっています。こちらはお点前の間、亭主がマイクを通してお客さんをもてなす趣向。ある席の亭主は、自身の入部の動機や茶道の魅力を紹介します。無事、茶席を終えて水屋に戻ると、「私ずっとしゃべり続けたよ。すごいよね!」と、とたんに緊張が解けた様子。茶席では着物姿でビシッと決めていましたが、他の部員たちに労ってもらう姿が微笑ましい。
2~4階は高校1・2年生と各部による展示です。プラネタリウム、カジノ、脱出ゲーム、トロッコ……、高校生による展示はいずれのクラスも行列ができるほどの人気。なかには故障や、大道具のペイントが間に合わない(!)といった、トラブルに見舞われるクラスもありましたが、ひるまず即座に対応、現状でのベストを尽くす様子はさすが洛南生。底力を感じました。
各部の展示コーナーでは「あいつすごいな…」という感嘆の声が、あちこちから聞こえてきます。部活動での作品や演技を通して、クラスメイトのいつもとは違った顔、知らなかった能力を発見するのも文化祭ならではです。

校内は目当ての展示へ急ぐ声、看板やチラシを手にお客さんを呼び込む声、歓声で一日中満ちていました。この活気は冷めることなく、そのまま文化祭二日目へと続きました。

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2016.9.30 18:00