学校行事レポート

中3 京都大学講演会

2016.12.16 18:22

京大教授からのアドバイス

1216日。高2・高1の空外部生、中学3年生が参加する京都大学講演会が行われました。

場所は京都大学の百周年時計台記念館。洛南を卒業して現在京都大学にお勤めの佐々木健先生と近藤玄先生のお二方によるお話を聴きました。

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 法学部の佐々木先生からは「文系進学の先にあるもの」と題し、京大法学部の概要と法を学ぶ意義についてお話しをうかがいました。「一定の基準に沿って規則的に取り扱う法的思考力。これが法学部で培われる力であり、京大法学部出身者が社会で評価されている力である」。お話では法学部の意義や社会的な役割を歴史的な展開から説明され、これをきっかけに京大法学部に興味を持った生徒もいました。

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 ウイルス・再生医学研究所の近藤玄先生からは「医学部進学の先にあるもの」と題し、先生の専門である再生医療などについてのお話をうかがいました。先生のお話は専門分野にとどまらず、自然科学の研究方法や高校での学問の意味について言及してくださり、勉強の意義を改めて知ることができました。

 文理選択で迷っている生徒、将来の進路に迷っている生徒、夢はあるが自信がない生徒。将来のことについて考えたり、悩んでいたりする生徒たちはたくさんいます。彼ら彼女らにとって大きなアドバイスになったことでしょう。

先輩への質問タイム

 「でも、実際に通っている先輩はどんなことをしているのだろう?」

 「文系だったら理数はいらないのかな?」

大学受験を控えている高校生、そしてそろそろ高校進学を見据えて大学を意識し始めた中学生、ともに疑問に思うことはたくさんあります。前半では法学部と医学部の教授から何を学ぶのかは分かったけれども、ではそれ以外の学部となったら、やはり”????”という感じ。例えば、「法学部と経済学部では就職が違う?」「文学部は何をしているの?」「教育学部は先生にしかなれない?」などなど。

そんな後輩たちにために、先輩が分かりやすく、丁寧に答えてくれます。

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理学部と工学部は何が違うのですか?という質問に対する先輩の

「理学部は100年先を見据えて研究するところで、工学部は現在もしくは近い将来を見据えて研究するところです。」

という答えに一同、なるほど!

「文学部は国語ができないといけないのですか?」という質問には

「文学部であろうが、理学部であろうが、読解力や表現力が必要だから国語力は必要です。ちなみに英語もですよ。だって、学会の論文は英語で書かれているし、英語で書かないといけないですからね。」

経済学部の先輩からは

「経済学では絶対に数学力が必要です。微分積分なんか当たり前ですよ。文系だから数学はいらない、理系だから社会はいらないという固定観念は取ってください。要らない科目なんてありませんよ。」

など、これからの学習に役立つアドバイスをしてくださいました。

気が付けばはや一時間。まだまだ聞きたいことはあるけれど時間の関係上、閉会です。

「まだ、聞きたいことがあったら、学食にいますからぜひ来てください。」

午後の授業が始まるギリギリまで後輩たちにために時間を作ってくださる先輩方に大感謝です。

先輩ありがとうございました!

 

2016.12.16 18:22