令和元年度 第35回体育祭 ~乾坤一擲 新時代の幕を開け~

雨の隙間を縫って、令和最初の体育祭スタート!

9月22日(日)、中学・高校合同の体育祭が向島のグラウンドで開催されました。大きな被害をもたらした台風15号など、9月は不安定な天候が続いていましたが、前日の設営準備とこの日は奇跡的な雨の隙間!例年より気温も涼しく、絶好の運動日和です。 吹奏楽の生演奏にのせて、ブロック毎の【入場行進】からスタート。各クラスが今年の意気込みをアピールしながら本部席を通過していきます。応援席には保護者のほか、卒業生の姿も。自分が所属していた団や部活の後輩へとエールを送っています。 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭

体育祭の華!名物・応援合戦

洛南の体育祭名物といえば【応援合戦】。 最初に登場したのは赤団。黒と赤の陣羽織と学ランに身を包んだ団員がグラウンド中央に走り出ます。YOSAKOIソーラン風の硬派な幕開けから、Tシャツへの早変わりと同時にR&Bヒップホップへとガラリと雰囲気を変えた演出。逆三角形のフォーメーションから繰り出される一糸乱れぬクールなダンスに観客席からもどよめきが起こっていました。 黄団は黒と黄の長羽織姿。伝統の太鼓を取り入れた空手の演舞のような力強い振り付けから、聞き覚えのある「ドンドン、チャ!ドンドン、チャ!」の流れが秀逸。今年、全世界が熱狂した大ヒット映画『ボヘミアンラプソディ』から「WE WILL ROCK YOU」に合わせての激しい群舞を披露します。終盤、群舞が割れて奥から白のロングスカートに早替わりした女子が乃木坂46の「シンクロニシティ」に合わせて登場するのもガールズパワーが感じられて新鮮でした。 「WE ARE 青団————!」の掛け声で登場した青団の応援は、スピーディーな展開で見る人を惹きつけます。爽やかなブルーのTシャツに白手袋が映えますね。また、痩せダンスとしても人気のCLAP DANCEを取り入れるなど、タイムリーなネタを取り入れた構成が光っていました。 そして、各団の応援席に掲げられたデコレーション看板も、生徒がデザインから製作まで手がけた大作ぞろい。これらもデコレーション賞を競います。 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭

日頃の成果を存分に披露

午前の部では、【2人3脚リレー】や【障害物競走】、高校生全学年で行う【800mリレー】などが行われました。個人の技術よりもチームワークが重要な種目ではゴール直後に飛び跳ねながら喜びを分かち合うペアや、思うように進めずに爆笑しながらゴールするペアの姿が見られました。 午後の部ではクラブ紹介に続いて【体操部演技】が会場を沸かせます。A〜E難度の技が次々と披露され、「次元が違〜う!」と感嘆の声があちこちから。 2年生の【百足リレー】は一度転ぶとなかなか起き上がるのが大変な競技。最後にゴールするチームには、足踏みに合わせて保護者席からも手拍子の応援が湧き起こりました。 ブラスバンド部の生演奏にのせて披露された【マスゲーム】では1年生が、砂ぼこりと汗にまみれた練習の成果を見事に開花させました。 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭

最後の最後に雨が本降りに!

いよいよ最後のプログラム、高校3年生による【江州音頭・河内音頭】の披露という段。なんとかもっていたお天気が崩れ始めます。しかし、3年生は学校生活最後の体育祭ということで踊りを続行。雨に打たれながらも充実した表情を見せてくれました。季節の変わり目&行事続きのシーズンなので体調には十分気をつけてほしいのですが、雨にも負けずに踊ったことが今年の3年生の忘れられない大切な思い出になることを願っています。 閉会式は全生徒がテントの中に入って簡易的に実施。生徒会や放送部のみんなも本当によく頑張ってくれました。 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 2019 体育祭 大会結果は以下の通りです。 トロフィーや賞状の授与は後日改めて行われました。 【ブロック総合】 優勝  赤団 / 準優勝 青団 【応援】 優秀  赤団 【行進】 優秀  青団 【デコレーション】 優秀  赤団 【学年別成績】 1年 優勝 8組  / 準優勝 9組 / 3位 4組 2年 優勝 9組  / 準優勝 3組 / 3位 8組 3年 優勝 10組 / 準優勝 9組 / 3位 8組