高まる団結力!中学水泳大会

肌寒さもなんのその!

10月15日、16日の両日にわたって、本校の室内プールで中学生の各学年クラス対抗の水泳大会が開催されました。長い夏がようやく終わり、外は金木犀の香りとともに秋風が吹き抜ける頃となりましたが、白熱した泳ぎと元気な応援で室内プールは熱気に溢れた2日間となりました。
体育館で準備体操を済ませた後、プールに移動します。開会式では学校長から「泳ぎ終わったらしっかり体を拭いて、風邪などひかないように。素晴らしい泳ぎとクラスの団結力を楽しみにしています」との激励がありました。各学年、最初に水泳部員による模範演泳の後、いよいよ競技スタートです。

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元気いっぱいの1年生の部

15日午後に行われたのが1年生の部。室内プールは声の反響がすごいので、歓声や応援はほとんど何を叫んでいるのかわかりません(笑)。そんな中、7組は泳者をクラス内でコールし、「ヒュー!」と盛り上げて送り出しているのが印象的でした。どのクラスも非常に盛り上がっていましたが、特に盛り上がるのは、長さ約2mのビート板を使った【スーパービート板リレー】。スタートの合図でビート板ごと倒れ込むように着水するのですが、こらえきれずにパタリとフライングする姿に会場からは笑いが。でも2回目は失格になるので気をつけて・・・!ビート板を使った変わり種はもう一つ。泳者が交代するにつれ、持っているビート板が増えていき、最終的に10枚のビート板をバトンに泳ぐ【ビート板マシマシリレー】です。どちらのビート板競技でも1組が強さを見せつけます。最後のメドレーリレーは実力者揃いの中、2組が1位でゴールし、大きな歓声が起こっていました。

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クラスの個性が光る3年生の部

16日の午前は3年生の部。さすがに泳ぎも応援もしっかりしています。僅差のゴールもたくさん見られる中、好調な出だしを見せたのが3組と6組。2組は自由形リレーを犬かきで泳ぎ切ったり、ビート板をラッコスタイルでお腹に抱えて泳いだりと、個性が炸裂。アンカーの生徒は、他のクラスが先にゴールし終わってからスタート。25mを手拍子&自分の名前がコールされる中で泳ぐなんて、オリンピックや世界水泳にでも出ない限り、そうそう経験できることではないかもしれませんね!
集計中は、水泳部員と他の部の選抜メンバー対決が場内を沸かせました。「本当に水泳部は泳ぎが速いのか問題」を見事にクリアした水泳部に拍手・・・!

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2年生の部に洛南の北島康介現る?

15日の午後からは2年生の部が行われました。開会式では学年代表の「午前中の模試の結果がどうであろうと、全力で楽しむことを誓います!」との宣誓に実感のこもった拍手が沸き起こります。水泳部員が多い2年生の部は、【メドレーリレー】の見応えも充分。総合成績でも2位、3位、4位がなんと1点差の順位争いとなる接戦を繰り広げました。王道のメドレーリレー以外では、やはり【スーパービート板リレー】が盛り上がります。進みたい方向に進めず隣のコースにはみ出したり、焦るほどにビート板から体がずり落ちていったりと、珍プレーも続出。そんな中、1組の女子で構成されたチームはスーパービート板の特性をよく掴んでいたように思います。上手く使うと、普通にクロールで泳ぐよりも速く進むのです。
集計中のお楽しみは、吉田先生VS水泳部員のエキシビジョンマッチ。今回は助っ人に北島先生が参戦。辛くも前半リードを守り切った先生にすかさず放送部員がヒーローインタビューをすると、北島先生だけに「・・・・なんも言えねぇ!!!」との名言が飛び出しました。

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優勝・準優勝おめでとう!

水泳大会は球技や陸上とはまた違ったスポーツ行事ですが、リレー形式をとっているため、やはりクラスのチームワークが重要となります。閉会式では学校長より「トロフィーはクラスの団結の証です。明日からもその証に恥じないよう頑張ってください」との講評がありました。大会の進行がスムーズにいくよう、尽力してくれた生徒会や放送部、自分の出番以外はサポートにまわってくれた中学水泳部、全学年を通してサポートをしてくれた高校水泳部の生徒たちもお疲れ様でした!

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<大会結果>

1年の部 優勝1組 準優勝2組
2年の部 優勝3組 準優勝6組
3年の部 優勝6組 準優勝3組

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