令和4年度 中学バレー大会

2年ぶりに3学年同時開催

洛南でも伝統ある行事のひとつ、中学バレー大会を6月22日に実施しました。昨年度はコロナ禍の影響もあり2学期に行いましたが、感染症対策と熱中症対策に配慮し、今年度はいつも通り1学期の開催となりました。また、昨年度は学年ごとに日程が異なりましたが、今年度は3学年とも同じ日に開催しました。

雨もやんで無事に競技スタート

リモート方式で教室ごとに実施した開会式に続き、いよいよ競技開始。1年生は体育館で、2・3年生はグラウンドで熱戦を繰り広げました。梅雨の真っ最中ということで前日から降り続いた雨も競技前にはやみ、またバレー部員をはじめとする運動部員、体育委員、生徒会役員の活躍もあってグラウンドはまずまずのコンディションに。グラウンドから一生懸命水をかき出し、地面をならしてくれたみんな、本当にありがとう!

中学1年生〜みんな笑顔で初舞台を満喫〜

1年生にとっては初めてのバレーボール大会。各クラスとも体育の授業で練習を積んできた成果を余すところなく披露してくれました。見事得点すればハイタッチをかわし、周囲の級友からも自然と拍手がわきおこります。サーブを空振りしたり、ラリーが思うように続かなかったり、技術的には「まだまだかな」という部分もありましたが、みんな笑顔で初舞台を満喫したようです。もちろん競技である以上、勝ちにいく姿勢が大切。あるチームのキャプテンに話を聞くと「負けたのは残念だし悔しい。でも、チームのみんなと一つの目的に向かってがんばったのはとてもいい経験になりました」と、笑顔で応えてくれました。

中学2年生〜再試合にもつれこんだ決勝〜

2年生の試合からはやはり技術面での進歩が感じられます。サーブだけで点が入るのではなく、ボールを拾ってつなぐプレーが随所に見られ、そう簡単には点が入りません。あるチームはバレー部員を中心に作戦会議を何度も行ったそうで、その成果が見ごたえのある試合内容にしっかり現れていました。ところで2年生の決勝戦は再試合にもつれこむ異例の展開となりました。勝敗数も得失点差もまったく同じの完全ドローということで、4組と7組が5点先取・サドンデス方式の再試合に臨み、勝利の女神を味方につけたのは7組。そのころには空に晴れ間が広がり、最後の最後まで力を出し切った選手の顔はみな晴れやかでした。

中学3年生〜成長した姿をコートで披露〜

3年生は男女混合の1・2年生とはちがい、男子と女子が別チームで試合に臨みました。経験の差でしょうか、コートでの振る舞いは男女ともに少しゆとりが感じられます。相手の好プレーを拍手でたたえ、味方のミスを「ドンマイ、ドンマイ」と笑顔でフォローし、ペナルティを受けたときは進んで手を挙げるなどフェアプレー精神もバッチリです。もちろん技にも磨きがかかり、スパイクやそれを防ぐブロックもかなり様になっています。また、勝負に対する執念もいっそう強くなっていて、最後まであきらめることなくボールを追う姿が何度も見られました。そのためか、泥んこになっている生徒がとても多いのが印象的でした。

  • 1年 優勝:7組 準優勝:5組
  • 2年 優勝:7組 準優勝:4組
  • 3年 優勝:3組 準優勝:6組