第12回 高校生直木賞出場!(地方大会から全国大会まで 本選5/18)

第12回 高校生直木賞出場! 

◎まず、高校生直木賞とは?  フランスには、読書教育の一環として三十年以上にわたって行われている『高校生ゴンクール賞』(毎年二千人を超えるフランスの高校生たちが参加し、権威ある仏ゴンクール賞の候補作の中から「自分たちの1作を選ぶ」)があります。その日本版を目指し、明治大学の伊藤氏貴氏を中心に設立され、2014年5月にその第1回が開催されました。その後12回を数え、2025年5月には、47校もの高校が参加し大盛況となりました。
◎本校からは高校生3名のチームが出場しました。
   3年4組 太田 晴佳さん(審査及びミーティング主導ほか担当) 
   3年5組 谷本 響子さん(審査及び学校紹介文執筆ほか担当)
   2年4組 井﨑 祐介くん(審査及び学校写真ほか担当、本チーム選考代表)
◎東京紀尾井町の本選には、選考員として地方大会を突破した井﨑君が出場し、全国の高校生達と熱い議論を交わしました。結果、受賞作は、候補5作の中から『虚の伽藍』(月村了衛)に決定しました。3人のチームは、論理的かつ公正な議論に参加し、それぞれの役割を着実に果たして、大変よく頑張りました。
◎なお、東京の本選考は、一般の芥川賞・直木賞と全く同じ手順で行われます。
3人の踏ん張りと、同賞に興味のある方は『オール讀物』(2025、7・8月号)で第12回のレポートを読むことができます。図書館まで、ぜひおいで下さい。

参加者より一言

◎ 高校生になり好きな読書から遠ざかっていた中、高校生直木賞は本を読む良い機会になりました。
 また、同じ本を読み、互いの感想を共有したのは私にとって貴重な体験であり、一生の思い出です。
 読書が好きな人に、ぜひ参加してもらいたい大会です。 (太田晴佳)
◎ 3人の話し合いの中で、自分とは全く異なる本の読み方に触れることが出来、とても好い刺激になりました。
 太田さんも井﨑くんも、本当にありがとうございました! (谷本響子)
◎ 学校外でのイベントに参加するのは初めての経験で、他校生との交流や意見交換など、貴重な体験ができました。
 興味のある方は、ぜひ来年参加してみて欲しいと思います! (井﨑祐介)